介護職の魅力として挙げられるのが、入所者が心から喜ぶイベントやレクレーション活動などを企画提案することができるという点です。
基本的に、家族や仲間と離れて施設内で過ごす入所者にとって、クリスマス会やハロウィーンパーティーなどのイベント、カラオケなどのレクリエーション活動は大きな楽しみの一つです。
自分が考えたイベントがそのように楽しまれている姿を見ることで、大きな達成感を味わえるでしょう。
全国各地にあるケアハウスや老人ホームなどの介護施設では、その多くが人手不足の状況を抱えており、厳しい現場の惨状を嘆く声も聞こえています。
もちろんそのような状況を放置することはできないため、政府や自治体も解決に向けて策を講じています。
現場で働くホームヘルパーやケースワーカー、ケアマネージャーなどの収入面や待遇面を改善させるなどしていますが、今はまだ完全には改善していないのが実情です。
厳しい仕事内容に対して、決して高くない収入ということから、介護職員を辞めようという思いにかられることも多いのが現状です。
介護現場の厳しい現実ばかりが伝えられる中、入所者やその家族からの「ありがとう」という感謝の言葉に胸が救われるという職員の声も聞かれます。
トイレや入浴、食事などの日常生活を支えるという地味な仕事が大半を占めるだけに、介護職員には自分なりの目標を持つなどすることも必要といえるのではないでしょうか。
受け身になるのではなく、能動的に勤務することで光が見えてくるのかもしれません。